発達障害に習い事としてスポーツのウォーキングサッカーを勧める理由

サッカー

こんにちは、只野 貭幹(@motomiki_lab)です。
発達に障害を持った子どもに「何か習い事をさせてあげたい」、と悩んでいる保護者もいらっしゃるかと思います。

先日私は《ウォーキングサッカー》の体験会に参加しました。それは私が仕事で関わっている発達障害の子どもたちに、余暇活動で体験できるスポーツとしてどうだろうと思ったからです。

先日ウォーキングサッカー⚽️ @JapanWFA の体験会に参加してきました!「歩くスポーツだから疲れないの?」と侮ってはいけません。確かに息は上がりませんが、終わったあとの疲労感は相当なものでしたよ。また子どもから高齢者まで一緒に楽しめるスポーツなんですよ♪最高ですね、練馬区で広めたいな😆

習い事は、できれば健常児と一緒に交流できるところに通わせてあげたい。だけどスポーツは身体能力が低いことや怪我をしないか、または他の子どもに怪我を負わせないかなどの不安があるでしょう。

私が実際にウォーキングサッカーを体験して感じたことをご紹介します。

結論は、ぜひ習い事としてウォーキングサッカーをさせて下さい。
私がお勧めする理由は3つあります。

3つの理由
  1. スポーツの魅力が発達障害の習い事に最適
  2. 習い事として発達障害にも参加しやすいスポーツだから、地域コミュニティーを築きやすい
  3. スポーツの習い事を通して親子の絆がさらに深まる

定期的にウォーキングサッカーの体験会が開催されていますので、ぜひこの魅力的なスポーツを皆さんで体験してください。

もう少し私の考えを掘り下げてみます。

スポーツの魅力が発達障害の習い事に最適

自閉スペクトラム症

曖昧な表現を理解するのが難しい発達障害の子どもたちは、いわゆる大人たちの《空気を読む》が苦手です。はっきりと具体的に説明をしてあげないと、伝わらず理解ができません。

だけどスポーツにはみんなが楽しめるように《ルール》が決まっています。

競技人口も多く魅力的なスポーツである

参加する発達障害の子どもで、自閉スペクトラム症は相手の気持ちを理解するのが難しい傾向があります。関心があまりないと言った感じでしょうか。だからルールが明確にあると、それをしっかりと守って参加することができます。

サッカーはボールがゴールに入れば《1点入る》と分かりやすいですよね。

例えばバスケットボールだと通常の得点が2点、その他に3点、1点の得点があります。教えてもらわないと分からないですよね。

だけどゴールにボールが入れば1点、得点はそれだけ。初めて見た人でもすぐに理解できます。まずこのシンプルさが良いですよね。

そしてよく実況のアナウンサーが、「ゴールネットが揺れた〜!」ってTVで叫びますよね。そうボールを入れるゴールが大きく、そして入るとネットが揺れる、その光景も分かりやすい。誰が見ても理解しやすいからストレスがかからない。

それが「できそうだな」と感じる敷居を下げてくれています。だから「やってみよう」となり、実際にプレーしてみると「楽しい!」という体感が得られる。

ボールがあれば遊べる歩くスポーツ

次にボールひとつあれば遊べる手軽さです。ゴールがなくても、例えば空き缶を置いたり木の枝で地面に目印を描いたりして、「ここからここまでがゴールね!」と言って簡単にゲームを始められます。私は小学生の時に近所の公園や学校の校庭で、そんな風にして遊んでいました。始めるためにスポーツ用品を買うお金が少なくて済む、家計に優しいですよね。

さらに《ウォーキングサッカー》という名称の通り、歩いてプレーするスポーツです。激しい動きは必要ありません。

その代わり、とても頭を使うスポーツです。サッカーで醍醐味のひとつである《スルーパス》ができない。だって走れませんからね。パスをする味方の足元にボールを送らないといけない。しかも相手チームにボールをカットされないように。だから周囲の状況を把握して考えてプレーする、とても頭を使うスポーツなのです。

誰もが楽しめる怪我をしない安全なスポーツ

相手に接触することをルールで禁止されています。だから怪我の心配もありません。小さい子どもから高齢者まで、安全にスポーツを楽しむことができる。

私が体験会に参加した時は、親子で参加している年長さん位の男の子がいました。誰もが安全にプレーできるルールがあるので、無邪気にスポーツを楽しんでいる姿が見られました。例えば子どもがゴール前でボールを持ったら、手加減していることを子どもに伝わらないよう配慮しながら、大人たちはプレーしている。子どもが一緒に参加しているだけで、穏やかな雰囲気に包まれていました。

小さい子どもから高齢者まで、安全にスポーツを楽しむことができる、それがウォーキングサッカー最大の魅力だと思います。

習い事として発達障害にも参加しやすいスポーツだから、地域コミュニティーを築きやすい

地域コミュニティー

そんな誰でも参加することができるウォーキングサッカーだから、地域の人がつながる交流の場としても魅力がある。

例えば人と話すのが苦手で、そう言った地域交流に参加するのが難しい人でも、スポーツなら習い事として「やってもいいかな」と思えるでしょう。スポーツなら《非言語コミュニケーション》も可能です。心理学の話では特に言葉を交わさなくても、同じ空間で過ごしているだけで信頼感が増すそうです。

子育て世帯では近隣に親戚が住んでいることが少なく、気軽に相談できる人がいないことで孤立している。ひとり親世帯ではなおさらです。

子どもには《異年齢の交流》が大切であると言われています。利害関係のない《斜めの関係》とも言われますね。お兄さんお姉さんが低学年の子どもの面倒を見たり地域の大人に教わったりして、お互いが学び合って成長できる関係です。

私は《子ども食堂》というボランティア活動で、実際にお話を聞いたり活動する中でコミュニティーの現状を体感しています。地域コミュニティーが気薄になっている現実がある。そして大勢の人が地域での交流を求めている。それをつなぐことができる習い事として《ウォーキングサッカー》を勧めます。

スポーツの習い事を通して親子の絆がさらに深まる

発達障害のお子さんを習い事に通わせる場合、子どもだけに参加させることが大半ですよね。親子で参加できる習い事はあまり見かけません。だけどウォーキングサッカーなら親子でも、さらに親子三世代でも参加が可能なスポーツです。これ凄い魅力じゃありませんか。

普段発達障害の子どもに理解が難しい祖父母でも、スポーツを通して発達障害の子どもに対する理解が深まるでしょう。「こんなこともできるようになったんだ」、「そんな表情をするんだ」、「そんな風に感情を表現するんだね」、などの普段見られない様子から親子の絆もさらに深まる。

さあ、体験会に申し込もう

とはいえ、「サッカーをやったことがない」、「普段スポーツをやらない」、「体力に自信がない」、などの意見もあるでしょう。しかしながらサッカーは例えば小学校の時、体育の授業や放課後の遊びでやったことがありますよね。普段スポーツをやらない方は、まさにそういった人にお勧めです。動きが激しくないし、走らないし。体力に自信のない人でも大丈夫です!

発達障害の子どもに勧める理由

発達障害の子どもにさせたい習い事として、ウォーキングサッカーを強く勧めます。《歩くサッカー》だから激しいスポーツではありません。穏やかで継続的に運動することにより、身体的にも効率のいい運動効果が期待できる。

ゲームのルールとして接触プレーが禁止されている(故意に身体をぶつけると反則)から、子どもから高齢者まで怪我なく安心して楽しむことができる。そして誰もが参加できるから、色々な人が触れ合い、地域コミュニティーを築くためのキッカケとして魅力的なスポーツでもある。

子どもを通わせるだけでなく、親子や三世代で参加することができる。ひとつの事を一緒に取り組むことにより、さらに絆を深めることができるでしょう。また始めるにも継続するにもお金がかからないスポーツです。

素敵なコミュニケーションと余暇活動、発達障害の子どもに習い事として、ぜひ皆さんも体験してみてください。

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    副業のために40代でプログラミング学習を始める。発達障害児の療育に携わる会社員として過ごしながら、「ダイコンこども食堂」を主催。23歳で会社を設立するが失敗。再起して35歳で飲食店を経営するが、またもや事業に失敗し貯金がゼロになる。そこから福祉業界に転身して複業との掛け算で自己実現を目指す。